momotarou0710のブログ

11歳のビションフリーゼ 男の子。今年の5月に白血病と診断され余命3か月の宣告を受けました。
でも、落ちこんでばかりじゃいられない。もも太郎と明るく元気にがんばってます。

もも太郎 我が家にやって来た ~回想録 その1~


生後2ヶ月で、我が家にやって来ました。


手の平に乗る位の 小さなももでした。 見に行ったペットショップで、
娘と一目で気にいりました。
他の犬は、こっちを向いてアピールをするのに 向こうを向いて 
知らんぷりしていました。


帰る途中で 娘が、「もも太郎」にしようと名前をつけました。
帰ってゲージ作りです。
ふと気がつくと、ももがいません。あちこち探して~~
お風呂で、しずくが垂れている蛇口に一生懸命届かない口で飲もうと
しているももを見つけました。


誕生日が一緒の主人がすごく喜びました。
仕事から帰って来るともうベッタリです。皆でももが嫌になる位
可愛がりました。


後になって考えると これが超わがままなももにしてしまったのです。
欲しがるとおやつもあたえほうだい 次は何をしたいと~~
待ってる状態です。


今思い出すのも まだ辛い状態ですが、少しずつ
我が家に来たもも太郎の記録を残していきたいと思います。


10月8日 モモ太郎は大好きな家族とお別れしました。

10月8日  その日は お薬を取りに行く日でした。
今のモモの状態を考えて、
先生に 「もうこれ以上 薬も注射もやめます。」とお話ししました。
先生もわかってくださり 「何かあったら 相談にのります。」と言われ帰りました。
後から考えると もう先生には わかっていたんでしょうね。


もう 2日位何も食べていません。 お水だけです。
何を口に持っていっても横をむきます。
つい2~3日前まではいっぱい食べてたおやつでも、、、


8時過ぎ頃 いつも主人のお風呂上りを待ってる洗面所でじっと 
壁の方を向いて、じっとしてるので
変だなと思って、「モモ」と呼ぶとヨタヨタと来ました。
そのまま主人の布団の上に私の手枕で横たわりました。


ずーっとそのままで 3時間近くそのままの状態でした。


自分の気の向いた時しか抱かれる事の嫌いな我儘なモモなのに
自分からくっついて 最後まで離れる事は ありませんでした。


手を放す事なく、ずっとさすりました。
主人も 娘も一生懸命でした。
相変わらず呼吸が苦しそうで~


「もう、頑張らなくていいよ」何回も言いました。
耳元で 「モモ」「モモ」と言い続けました。
意識のないモモには わからなかったと思います。


11時15分
呼吸が止まりました。
その後 大きい苦しそうな咳をしてそのままでした。


本当によく頑張りました。


モモの為と思って大変な治療も
泣きもせず、すすんで行った病院
家族を安心させたいと 思ったんでしょうか
「もう、何もしなくていいよ」


なかなか モモとのお別れは 
できませんが 家族を失うと言う事は
本当に辛いものです。


まだ心の整理ができていないので
うまく書けませんが、心の中でずっと
モモに(ありがとう)と言っています。


本当にお別れする日がいつか来ると思いますが、
このブログを通じて、少しずつですが、
モモとの思い出を残していきたいと思います。


また更新したら、覗いてくださいね。


最後まで読んでくださってありがとう。


笑っている もも太郎



発病した頃のもも太郎です。